【USRP x MATLAB】AI活用のためのソフトウェア無線機(SDR)の利用法とは?
概要
ソフトウェア無線機(SDR)の開発にはソフトウェアとハードウェア両方の知識が必要で、検証もより複雑になります。しかしながら、ハードウェアの構成はそのままで、様々なシステムで活用できるソフトウェア無線の技術の活用の場は、安価なハードウェアのリリースも手伝って、年々広がりを見せています。そこで今回、ソフトウェア無線機を効率的に設計・利用する方法をご紹介します。さらに、ソフトウェア無線機の実装のターゲットのひとつとなるFPGAを搭載した評価ボードへ実装する一連のモデルベースのワークフローについてNIのUSRPをメインにご紹介します。
ハイライト
- ソフトウエア無線機(SDR)の設計・利用の効率化
- モデルベースデザインによる無線通信システム
- FPGA実装ワークフロー
講演者について
日本NI
シニアアカウントマネジャー 河野 通隆
日本の最先端の無線研究を行っている企業のNIのアカウントマネージャー。
Beyond 5G、6Gの研究向けに数多くのソフトウェア無線機の導入支援を行った実績を持つ。
MathWorks Japan
プリンシパルアプリケーションエンジニア 田中 明美
MathWorks のプリンシパルアプリケーションエンジニアとして、特に通信システム、信号処理、画像処理、およびHDLの実装に注力し電子情報通信学会/スマート無線研究会(SR)の幹事補佐も務める。
MathWorks入社前は、セルラーシステムのLSI/FPGAの設計をしており、世界初の機能を実装した経験などを持つ。また、書籍「MATLABおよびSimulinkとモデルベース設計による2足歩行ロボット・シミュレーション」の著者の一人でもある。
録画: 2024 年 9 月 26 日